2015年5月24日(日) どろんこレース、よーいドン!

2015年05月25日 08:55

昨日までの天気予報は「雨」だったのに、朝 起きてみると とってもいいお天気です。今日は体験のお友達が2人遊びに来てくれましたよ。一緒にいっぱい遊ぼうね。

「どろんこレース」・・・みんな、やる気満々ですが田んぼまでは森の中を抜けて行きます。もんぺに長靴姿の「森の案内人」を先頭に進んで行くと、いきなり大きな犬と遭遇。「こんにちわー。」と元気に挨拶できていたね。

森に入ると 広場の日差しとはうってかわって、木陰を吹く風が心地良いです。「森の中は涼しいね。森の木々のお陰なんだよ。」案内人の言葉に耳を傾けるスカウトたち。

「くすのき」の葉っぱはくちゅくちゅ揉んで臭ってごらん。「カレーの臭い」??? お母さんもどれどれ「樟脳のにおいね。」 

「ドクダミ」もクンクン臭ってみると、「くっせー (>_<)」 ん~~~、いろんな感じ方があるね。臭ったり虫眼鏡で覗いたり、スカウトの興味は尽きません。

  

しばらく進むと 柿の赤ちゃん、琵琶の赤ちゃんも教えてくれました。スカウトの目線では見つからない高い所に青い実がなっています。美味しく実のる頃にまた来ようね。鳥に先を越されないように・・・

 

ひっつき虫の「やぶじらみ」・・・「なんでひっつくの?」 スカウトの疑問は虫眼鏡をのぞいて解消します。「ギザギザがいっぱいある。」・・・小さな発見もありました。

 

最後の分かれ道では、地図を見て進む方向をみんなで確認しています。教えたわけではないのに、「田んぼがここにあるから、こっちへ行くんだ。」って、凄いです。

初夏を感じながら小一時間 森を抜けるとそこには田んぼが広がっています。

田んぼでのミッションは「どんどん歩いて、いっぱい走ること。」・・・田んぼにたくさんの空気を取り込んでお米の苗が元気に育つためにみんなの力が必要なんだよ。

最初はおそるおそるだったのに、入ってしまえば「水を得た魚」・・・ならぬ、「泥を浴びたビーバー」

 

この元気は、止められません。たくさん走って 空気をたくさんもらった田んぼも喜んでいるね。

個人競争からのチームプレー・・・「僕が引っ張るから、押してね。」体験のお友達にも声掛けしてみんなで遊びはどんどん展開していきます。

 

いっぱい遊んだ後は、甲羅干し。ゴロンと横になってクールダウンします。最後に目をつぶって心の中で10数えました。

帰り道では、「あかねやなぎ」の綿毛が舞う様子は まるで雪が舞っているような光景だったね。竹の子の赤ちゃんも見つけました。ホトトギスの綺麗な鳴き声にも耳を傾け、いつの間にかスカウトたちは「ホーホケキョ」の掛け声で歩いていました。

 

今日は、森の初夏を体いっぱいに感じて遊んだね。

泥んこの感想は・・・ぬるぬるして気持ち悪かった。とか、面白かった♪

森の中は・・・いろんな葉っぱを臭って変なにおいだった。などなど・・・指先、足先、鼻、目、耳 スカウト達の五感をたっぷり機能させて過ごしました。

おっと、味覚は・・・隊長から「どろんこのおやつだよ」ってもらって食べたチョコレート。とーっても甘かったね。

森の案内人に「ありがとう、ビーバー」のエールで感謝の気持ちを伝えて、みんなでさよならしました。